口腔顔面痛クリニックOROFACIAL PAIN CLINIC

自律訓練法の研修会が終了しました。参加いただいた患者さん各位に感謝申し上げます。

自律訓練法は、1932年にドイツの精神科医であったシュルツによって体系化されました。自律訓練法は，自分自身でいつ
でもどこでも行える特徴があります。そのため今日では，日常生活の多様な場面で行うことのできるセルフ・コントロール法として用いられています．
講師の澤田 浩志先生と、澤田
尚子先生には、丁寧でわかりやすい指導をいただき感謝申し上げます。人間関係で苦しむ場面での、心構えについてもアドバイスをもらいました。自律訓練法の
第１の目的はリラックス状態を得ることです．交感神経と副交感神経のスイッチの切り替えを自分でコントロールできるようにすることです。顎関節症や舌痛
症、口腔乾燥症の患者さんの中には，リラックスした状態あるいは、力を抜くことを忘れてしまっている方が多いようです。科学的根拠も数多く報告されている
方法です。同僚や部下の方で、ストレスを抱えて心配されている方にも勧めることもよいと思います。