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神経(歯髄)を守るために、ぶつけた子供の歯の根っこを守るために

更新日:2017.8.31 |

お盆休みに、AAE(アメリカ歯内療法学会)の Recommended Speakers のひとり、George Bogen 先生のハンズオントレーニングを受けました。

 

目的は、歯の神経(歯髄)を守るための最新の知識と技術を学ぶためです。さらに子供さんの場合、同時に歯の根っこを完成させることも必要な場合が多く、そのためのRET(Regenerative Endodontic Treatment)の現状における正しい方法を学ぶ必要がありました。さらに、MTAマスターというべき、George Bogen 先生は、MTAの臨床応用の全てを惜しみなく教えてくれました。

 

なぜ、患者さんにMTAについて説明し、選択肢を与えるべきなのか?

 

「歯をぶつけた」「歯が抜けてしまった」「歯がずれてしまった」など外傷を受けたお子さんの歯の神経(歯髄)を守るための、そして歯の根っこを完成させるために現時点での最善の方法はどうあるべきか?

 

残念ながら、保険治療で、教えていただいたプロトコールに沿った治療を行うことは出来ません。根の治療については、最善の治療と保険治療の違いが大きくなっており、患者さんには治療法のひとつとして提案せざるを得ません。

 

正直疲労しましたが、心地よく学ぶことが出来ました。学ぶ機会を与えてくれた、デンタル―アーツアカデミーの皆様に感謝申し上げます。

 

コース内容

 

1. MTAによる成功する覆髄・断髄

2. MTAによるパーフォレーションリペア

3. MTAによる根管充填&逆根管充填

4. RET(Regenerative Endodontic Treatment)

 

1日目

MTAによるPulp capping and Pulpotomy

MTAによるPerforation repair

 

2日目

Orthograde obturation and Retrograde Obturation

Regenerative Endodontic Therapy (Pulp Revascularization)

歯周病の治療にトラフェルミン(商品名:リグロス)が保険適応となりました。

更新日:2017.7.31 |

 傷を修復させる作用を引き出すことによって、重度の歯周病患者さんの骨再生を促す医薬品がトラフェルミン(商品名:リグロス)です。

 歯周病の治療は、非外科療法・外科療法及び薬物療法に分けられます。非外科療法とは、歯周病の原因である細菌・バイオフィルムを歯周ポケット内から除去することです。炎症症状が改善せず、深い歯周ポケットが残存し、骨吸収が停止しない場合、外科療法が行われます。

 外科療法は、非外科療法では除去できなかった歯周ポケットの深いところに存在する細菌・バイオフィルムを除去するために行われます。しかし、もともと歯を支える骨が少ない場合、骨を増やすこと(再生療法)も同時に行わないと、外科療法を実施しても治療効果=歯の寿命が変わらないことがあります。リグロスの成分は細胞を増やす成長因子で、この成長因子の作用により歯周病で破壊された骨の再生を促がす治療法です。外科療法で、歯周ポケットの深いところに存在する細菌・バイオフィルムを除去し、骨の欠損部にリグロスを塗布すると、歯を支えている骨の再生を促します。

 リグロスによる骨再生療法の結果は100%ではなく、今後10年間は成果を見極める必要があると考えます。適応を誤らず、適切に手術を行うことで、外科療法の手助けとなると思われます。

特定化学物質歯科健診について

更新日:2017.7.18 |

平成27年9月18日に、危険性又は有害性等の調査等に関する指針公示第3号が厚生労働大臣から公示されました。人に対する一定の危険性又は有害性が明らかになっている労働安全衛生法施行令別表第9に掲げる640の化学物質について、少なくとも歯科領域に関連する11物質のリスクアセスメント管理ができる歯科医師を養成するための研修会に参加しました。

 

事業者は、労働安全衛生法第66条に基づき、労働者に対して、健康診断を実施しなければなりません。また、労働者は、事業者が行う健康診断を受けなければなりません。事業者に実施が義務づけられている健康診断のうち、特定の有害物を取り扱う労働者や有害な作業環境下で働く労働者に対しては、「歯科医師による健康診断(歯科特殊健康診断)」を行うこととされています。

 

当院では、企業内歯科健診並びに特定化学物質歯科健診を実施しております。産業歯科医師(日本歯科医師会認定)として、地域の労働衛生に少しでも貢献できるよう努力し、毎年改善を図りたいと考えます。

 

申し込み(問い合わせ)先

風の杜歯科(担当:小牧)

所在地:〒060−0001

札幌市中央区北1条西7丁目3おおわだビル2階

TELFAX:011−232−1181

E-mailperiodontitisenddontics@yahoo.co.jp

和嶋 浩一 先生 診療開始のご挨拶

更新日:2017.4.24 | 風の杜歯科の患者様へ

謹啓 初春の候 皆様方には益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のご指導ご協力を賜り心より感謝申し上げます。

当院では、歯科の3大疾患である、むし歯、歯周病、顎関節症の治療に力を入れています。また、口腔顔面痛(原因不明の歯・口・顎・顔面の痛み)についての専門的診断と治療について、他医科と連携を図り対応しております。
この度、原因不明の歯・口・顎・顔面の痛みへの対応を強化する為、和嶋浩一先生が診療を担当することとなりました。患者様をはじめ各位のご期待に十分に添いたく、尚一層の努力を致す所存であります。
今後も変わらぬご指導、ご鞭撻下さいます様お願い申し上げます。

敬具

平成29年4月24日

風の杜歯科
院長 飯 沼 英 人

和嶋 浩一先生のご紹介

歯科医師(担当:顎関節症・口腔顔面痛・口腔内科外来)

経 歴
・1978年3月 神奈川歯科大学歯学部卒業
・1978年5月 慶應義塾大学病院研修医(歯科、口腔外科)
・1980年5月 慶應義塾大学助手(医学部歯科、口腔外科学教室)
・1995年5月 慶應義塾大学専任講師(医学部歯科、口腔外科学教室)
・2010年 昭和大学兼担講師(学外兼任)
・2017年 慶應義塾大学退官

所属学会
・Diplomate American Board of Orofacial pain(米国口腔顔面痛学会認定医)
・日本顎関節学会(顎関節症専門医、指導医)
・日本頭痛学会(頭痛専門医)
・日本口腔顔面痛学会(理事)
・日本顎関節学会(理事)
・日本頭痛学会(理事)
・Asian Academy of Craniomandibular Disorders (Vice-President)

「顎関節症・口腔顔面痛・口腔内科外来」診療日

◆対象となる症状
顎関節症、原因不明の歯・舌・口・顎・顔面の違和感や痛み、口腔粘膜疾患、口が渇く、口臭、
金属アレルギー、口内炎、くいしばり・歯ぎしりによる症候群、味覚の異常、
いびき・睡眠時無呼吸症候群

診療日 診療時間(午前) 診療時間(午後) 担当医
木曜日 09:00~13:30 15:00~17:00 飯沼
第4水曜日 09:00~12:00 13:00~17:00 和嶋・飯沼

年の瀬に。

更新日:2016.12.16 |

12月11日(日曜日)に東京へ研修に行きました。

口腔顔面痛学会主催の『神経障害性疼痛関連歯科学会合同シンポジウム2016』へ参加してきました。朝9:30~16:00まで、多岐にわたる内容で、講師はもとより参加者も疲れたのではないでしょうか。

歯科で抗うつ薬のひとつ、トリプタノールの使用が認められました。歯科医師が適応によるものの、末梢神経障害性疼痛に対して抗うつ薬を処方できる時代となりました。安全に使用するための教育はすばらしい内容でした。

当院では、リリカ・トリプタノール・トラムセット等、中枢に効く薬剤は、たとえ歯科医師が処方できたとしても、長期処方の場合、連携神経内科と精神科への副作用管理を含めてお願いしています。

雪のため羽田空港に留め置きとなり、当日帰ることができませんでした。患者さんにご迷惑をおかけしたことお詫びいたします。

 

12月11日(日曜日)は、北大の菅谷先生にお願いして、顕微鏡を使用した根の治療についての院内研修の予定です。実習形式で、行います。

 

12月21日は、認知行動療法の導入に向けて、講師の先生とお会いします。もう一息で今年も終わり。

 

通院中の患者さんにおかれましては、大過なく年を越すことをお祈りいたします。

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