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おおわだビルでは、共用部に速乾性手指消毒剤を設置しています。

更新日:2021.1.21 |

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風の杜歯科が診療を行っている「おおわだビル」では男子用・女子用トイレの入口、トイレ内、及び

各テナント事務所の入口にビルオーナーの協力により、速乾性手指消毒剤を設置しています。

トイレ使用の前後にコロナ感染防止のため手指消毒剤をご利用ください。

 

 

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また、診療室入口前のテーブルには高純度安定型次亜塩素酸水を置いています。

こちらもコロナ感染防止に有効ですので、診療室の入退室時のお使いください。

第2回 神経障害性歯痛

更新日:2021.1.19 |

 

第2回 神経障害性歯痛

 

 

今回は、前回解説した 「筋・筋膜性歯痛」 の次に多くみられる 「神経障害性歯痛」を解説します。

 

 

神経障害性歯痛は、大きく2つに分けられます。

 

 

1. 発作性 (突発的に痛くなる。痛みがないときもある。)

 

顔や口の中に突発的に起こる瞬間的な激しい痛み

電気が走り抜ける、針で刺されるような痛み

痛みのあまりうずくまる  など

 

特徴的な症状から、診断は簡単だと思われますが、患者さまは「歯の痛み」だと自覚してしまうため、最初に歯科を受診します。誤って、抜髄・抜歯が行われることが多い疾患です。

 

経験を積んでも判断に迷うことも少なくなく、実際に患者さまがいくつもの医療機関を受診することもあります。

特に、脳神経外科「三叉神経痛ではないか」といわれた患者さま、歯髄炎(しずいえん)という最強の歯痛が併発しているケース、口の中だけに痛みが出る患者さまは、専門医でさえも診断に苦慮します。

脳神経外科・神経内科・ペインクリニックとうまく連携をとり、注意深く患者さまと一緒に診断をつける努力が実を結ぶことは少なくありません。

 

 

2. 持続性 (常に痛い。)

 

顔や口の中の痛みが1日中続く

ピリピリ、ヒリヒリ、ジンジン、ジワジワ など 表現されることが多いです。

 

帯状疱疹やその後遺症による歯痛や顔の痛み

  帯状疱疹の原因は、水疱瘡と同じウイルスによって発症します。

身体に水疱が出ないと、診断に苦慮することもあります。

患者さまから「一週間くらい前、非常に痛い口内炎があった」 ことを

思い出され、診断に結びつくケースもあります。

 

 

インプラントや親しらずの抜歯後、口の中や顔の痛みが長引く

  これを 「外傷性神経障害性疼痛による歯痛」 といいます。

親知らずを抜いた後、通常1週間程度で痛みや違和感はとれますが、

場合によっては痛みが長引くこともあります。

抜歯で傷ついた神経が過敏になり、正常な痛みの情報を伝達することが

できず、歯や歯肉を軽くさわっただけでも 「ピリピリ、ビリビリ、ジンジン」

した痛みを誘発します。

神経を抜いたり、歯肉を切開した部分にも生ずることがあります。

歯や歯肉の神経が傷ついた部位から、痛みの異常信号が脳に伝わり、

このような異常な痛みを生じることがあります。

また、アゴや顔に痛みが広がるケースもあります。

 

親知らずの抜歯後の場合では、1035症例のうち23人に、長期にわたる

歯痛や何かしらの症状がみられ、歯の神経を抜いて難治性の痛みが残っ

271人のうち16人は、神経障害性歯痛であったと報告されています。

 (日本口腔顔面痛学会ホームページ より)

 

歯の神経を処置した後に、歯がしみる、歯みがきをすると痛い、硬い物

を食べると痛いなど、患者さまが訴えると、主治医の先生は良かれと思

い歯の治療をしますが、逆に痛みが強くなることもあります。

このような場合には非歯原性歯痛を疑いましょう。

建物の共用部分が抗菌コートされました!

更新日:2021.1.15 |

 昨年末、風の杜歯科がテナントとして使用している「おおわだビル」において、ビルの共用部分が

抗菌コーティングされました。

 

 このコーティングは酸化チタンにより、菌・ウイルスの分解スピードを速め、菌・ウイルスを無害

化し、感染リスクを減少させるというもので、コロナの感染防止対策にも有効です。また、銀イオン

の働きで消臭効果もプラスされています。

 院内の感染防止対策にはしっかりと取り組んでいますが、共用部が抗菌コートされたことで、多くの

方が利用されるトイレなども、さらに安心してご利用いただけます。

受験シーズン

更新日:2021.1.14 | 風の杜歯科の患者様へ

コロナ災禍のなかで受験を迎える、学生の皆さんの不安や不満はいかばかりかと、同情を超えて、申し訳なく思います。

 

コロナ感染が日本で拡大したことを、そして、学校閉鎖やクラブ活動の制限をしなくても済むように、我々大人ができなかったことを思うと、これからの日本を背負う彼らに、申し訳ないと思う気持ちがあります。

 

私個人は、浪人をしました。次にダメなら働くように、父親から告げられ、合格通知をもらうまでの間、就職先の情報を集めることで頭がいっぱいだったことを思い出します。

合格発表までの間、映画館でひとり、「ネバーエンディング・ストーリー」を鑑賞しながら、その先の人生に不安でいっぱいだったことを思い出します。

 

受験生の皆さんは、プレッシャーで押しつぶされそうだと思います。余計なお世話ですが、試験会場で周りを良くみると、みんな緊張しています。そうすると、みんなそうなんだと少し冷静になります。その後、科目ごとに、いくつかの回答の進め方を頭の中で用意して、そこに集中して、「始めて下さい。」の合図を迎えて下さい。1科目がだめでも、集中して次の科目を頑張れば、道は開けます。

あくまで、私個人が緊張から解放されて、答案用紙に集中できた一つの方法です。それぞれのやり方を信じて、皆さん、そして親御さんに春が来ることをお祈りいたします。

 

第1回 筋・筋膜性歯痛

更新日:2021.1. 8 |

当院で行っている「口腔顔面痛外来」について、1年間に亘り解説します。

 

 

非歯原性歯痛(ひしげんせいしつう)の患者様について

 

第1回 筋・筋膜性歯痛 

 

 

「非歯原性歯痛」とは、歯とは無関係の病気でありながら「歯が痛い」と訴える病気のことです。わかりやすくいうと、「歯の神経をとったのに歯が痛い。」「神経の処置が長引いていて、患者様も先生も困っている。」「歯を抜いたのに歯があるように痛い。」といった症状です。

一方、虫歯があったり、歯肉に炎症があったりと、歯に原因がある痛みを「歯原性歯痛」と呼びます。当院では、非歯原性歯痛に詳しい、日本口腔(こうくう)顔面痛学会の元理事長で、慶応大学医学部・口腔外科・非常勤講師の和嶋浩一先生と、非歯原性歯痛の患者様と向き合っています。

 

非歯原性歯痛(ひしげんせいしつう)の分類を示します。

1)筋・筋膜性歯痛

2)  神経障害性疼痛

3)神経血管性歯痛

4)特発性(非定型)歯痛

5)上顎洞性歯痛

6)心臓性歯痛

7)精神疾患による歯痛

8)その他のさまざまな疾患により生じる歯痛

 

今回は、筋・筋膜性歯痛 について解説します。

非歯原性歯痛(ひしげんせいしつう)の中でも、筋・筋膜性歯痛の患者さまは非常に多いことが特徴です。筋・筋膜性歯痛は、食べるときに働く筋肉の疲労により生じた筋痛が「歯痛」のように感じられるものです。

なぜ筋肉の痛みを歯に感じるのでしょうか?

首から上は神経が豊富で、複雑につながっており、脳がどの神経から来た痛みなのかを間違えてしまうといわれています。 

わかりやすくいうと、口の中は、痛い場所と原因の場所が違うということが生じやすいということです。

 

よくみられる筋・筋膜性歯痛の患者さまの状況はこんな感じです。

「歯に痛みがあり、歯科医院や大学病院をまわりましたが、虫歯などの明らかな原因が見つかりませんでした。歯の神経を抜いてもらうなどしても、痛みは治まらず、痛みは1年以上続きました。痛みは日によっても違うし、1日の中の時間帯でも違います。

そんなに気にならない時もあれば、ずっと気になることも。

痛みがあることがふつうになると、痛みを感じないと『そんなはずはない』と思って、痛みを探し始めるという悪循環。外に行きたくなくなり、痛みにとらわれた生活でした」

診断は、歯に原因がないかを確認したうえで、医師が食べるときに働く筋肉の周辺を触診する(筋肉をさわって調べる)などをしながら、痛みのポイントを探って診断をつけます。患者さまは圧倒的に女性の方、年齢的には50~60代の方が多いようです。

 

実は、この触診方法が難しいといえます。私自身も、留学先で触診を教えてもらいましたが、和嶋先生から直接教えて頂くと、多くの発見があり、診断精度が格段に上がりました。

 

和嶋先生は、「もしかして歯が原因の痛みではないのかもしれないと考え、

まずは、『非歯原性歯痛ではないでしょうか?』と尋ねてみて下さい」と啓蒙しています。

また、もし、筋・筋膜性歯痛にご興味がある歯科医師の先生方がいらっしゃいましたら、触診実習希望を明記したメールを頂けましたら、対応させていただきます。

 

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